toimichi’s diary

思考の整理、のち、趣味

ノートに書くということ

 

ノートに文字を書くことが好きだ。

確かにデジタルデバイスで文章を残した方があとで見返すときや必要な情報を抜き出す際は利便性が高い。だから仕事で必要なメモに関しては結局PC上のメモを使った方がいいと気づいた。

 

だが、ノートにペンを用いて自分で記入することの方が自分の本心というか頭の中をそのまま具現化できているような気がして好きだ。

ノートに書くことが好きだが、きれいにまとめたり丁寧な文字を書くことはできない。

あとで見返したり、とても人様に見せられるようなものではない。ただ今その瞬間の脳内を紙に写しているだけである。

 

昔、中学生の頃、黒板をそのままノートに取ることが苦痛で(書いても書いても先生の描く黒板がアップデートされてしまうのだ)カメラで黒板をスキャンしてそれを印刷してノートにはれたらどんなにいいことか、早く誰かそのようなものを開発してくれと思っていた。

今思えばそんなことができたとしてなんの意味もなさないことがわかる。

そんなことをするくらいなら教科書や参考書に黒板にしか書かれていない内容を直接書き込んでおけばいい。

きれいな状態で教科書や参考書を残しておく意味はないのだから。

 

とにかく自分の手を使って文字を書くということが大切だったのだ。

教員に転職した際にはノートを取ることの大切さをちゃんと伝えたいなと思う。

 

今は中高でもiPadを使ったり黒板に書かずに画像を映し出して授業を進める所が増えているようだが、ここというポイントはしっかりノートを取らせるような授業にしたい。自発的に取ろうと思えるような。

 

ノートに書くのが好きならブログじゃなくてノートに書いておけよと思われるかもしれないが、雑にノートに書いた上でブログにも書いている。

なんとなく、見かえしたり、誰かに見てもらいたいと思っているからだろう。