toimichi’s diary

思考の整理、のち、趣味

太陽光が当たる一瞬だけ

 

太陽光が当たる一瞬だけ、

隣の家の芝生を見てしまったので

その青くて美しくて朝露がキラキラと輝く芝生を羨ましいと思ってしまったのだ。

ろうか。

 

今現在割と恵まれた環境で仕事をさせてもらっているが、そのなかでも何かと分からない、できないストレス、会議のプレッシャー、などなど文句は出てきてしまう。

こうやって俯瞰して考えてみると

前激務で働いていた環境に比べたら遥かに小さな悩みであることは確かだ。趣味全開でやっているようなことではなく対価としてお金をもらう為にやっている仕事なので、不満を抱くことは悪いことではないとは思う。

 

が、しかし、それでも。

 

他人の仕事が羨ましいなぁと思ったりする。

 

主に自分にない部分にフォーカスして

 

カフェやお店の店員さんは色んなお客さんと接することができて楽しそうだなぁ

建築作業してる人はしんどそうだけど体をいっぱい動かして楽しそうだなぁ

パティシエや美容師など技術力がある人はどこでも働けるし自分の店ももてるし

なにより自分で行なっていることが他人の幸せに直結してるってなんて素敵な仕事なんだろう

 

そして小説家や音楽家

自分で作った作品が世の中の人の感情を掻き立てる、その人の人生の支えになれるかもしれない、なんて夢のある職業なんだ

なれるもんならなりたい。けれども99%才能を持っているわけではないのでちょっとやそっとではたどり着けない。

 

などなど、

すれ違ったその瞬間や、その人の作品、発信に少し触れただけで1週間だけ仕事変わってみたいなぁ〜と思ってしまう。

 

その芝を育てるための庭作業の苦労や、嵐の中の芝の様子は知らないのに

太陽に照らされたその一瞬に焦がれてしまう。