公募エッセイに応募してみようかな、と思い立った。
比較的簡単なテーマだったので書く内容はそれなりに思い浮かんだ。だが、指定された文字数内で言いたいことを表現するのはそれなりに、いや、かなり難しいなと感じた。
普段書きたいことを書きたいように書いているブログであれば、言葉を慎重に選ぶこともせず、心の中に浮かんだ文章をつらつら写しているだけである。
思いっきり心情やその場を表現したければ、いろんな言い回しを連ねたりもする。
けれど正直自己満足の文章なので(実際は自己満足すら得られていない。)、他人にどう受け取られるか、にそこまで重きをおいていない。
ところが、公募エッセイに応募しようとして文章を書いてみるとどうか。
「もどかしい」気持ちを表すだけでも、言葉選びに30分も費やしてしまった。
それでもまだ納得はいっていない。
的確にその場の心境を他人に伝えるためには、それ相応の言葉表現をしなければ伝わらないが、俯瞰的に文章を読んでみると、伝わっていなそうなのがわかる。
さらに、応募となると文字数も決められているから、1つの事象を表すために何行も費やすことができない。(元々文字数が少なめであった。)
自作小説であれば、読者が読みやすい範囲で自分なりに納得のいく表現を書き連ねられたのかもしれないが、そうもいかない。
ただ、自己満足のブログ記事を書いているときよりも頭を使って文章を組み立てているようで、これはこれで結構楽しい。
だらだら英語の勉強をするよりTOEICを申し込んだ方が勉強に身が入る、あの現象に近しいものを感じる。
なんだか自分の書いた文章には納得がいかないが、それは明日また校正してみることとしよう。
あ、因みに表現を探すのにお世話になったサイト。よかったらどうぞ。