toimichi’s diary

思考の整理、のち、趣味

剥がれない「思い込み」への処方箋

「これはただの思い込みだ」と気づき、すぐに視点を切り替えられるときはいい。

しかし、本当に厄介なのは「そう思いたくないのに、どうしてもそう思ってしまう」ときだ。

客観視はできている。なのに、その感情が肌にピタリと張り付いて離れない。

そんなとき、私は自分なりの「セドナメソッド」を実践することにしている。

 

以下に手順を記す。

 

1. 【受容】ありのままの思考を認める

まずは、その思いを否定せずに受け入れる。「ああ、いま私は『人が怖い』と思っているんだな」と、現状をそのまま認めてあげるのだ。

善悪の判断を下す必要はない。

ただ「そう感じてしまっている自分」の隣にそっと座るような感覚で、その感情に寄り添う。

 

2. 【決意】あえて「手放す」と決めてみる

「手放せないから困っているんだ」という反論が聞こえてきそうだが、そこをあえて「一旦、手放そうとしてみる」のがコツだ。

三輪車と同じで、まずは乗ろうとしなければ一生乗れるようにはならない。

不格好でも、確信が持てなくてもいい。まずは「手放す」という方向へ、意志の舵を切ることが重要だ。

 

3. 【宣言】「今」この瞬間に決別の儀式をする

「いつ手放すのか?」という問いに対し、自ら「今だ」と答える。

これは、自分の意志を固めるための聖なる儀式だ。「私は今、この思いを手放す」とはっきり決める。その宣言によって、心に張り付いていた感情との間に、わずかな隙間が生まれる。

 

4. 【更新】新しい「ありたい自分」をインストールする

隙間ができたら、そこに新しい風を吹き込む。

古い思い込みを追い出したあと、「本当はどうありたいか」を自分に問い直す。

「人と関わるのは、実は楽しいことかもしれない」「世界は優しく、私は心地よく過ごせるはずだ」ふわっと、けれど力強く、理想の輪郭を描いていく。

 

そうやって自分を再定義したとき、世界の見え方は少しずつ、しかし確実に変わり始める。