toimichi’s diary

思考の整理、のち、趣味

かけがえのない貴重な時を共に過ごす仲間の大切さ

「スダンドバイミー」、「天使のくれた時間」を視聴した。

これらに共通して心に残った内容は

人生の”かけがえのない貴重な時を共に過ごす仲間の大切さ”である。

 

スタンドバイミー

は小学生の4人組の男の子たちが死体を見つけに行くために1泊2日間こっそりと線路に沿って旅をする話。主人公の一人の男の子(が成長した大人の彼)視点でナレーションが入りながら物語は進む。

映画で焦点を当てられているのは2日と短い期間であるし、

後日談として主人公は「大きくなるにつれてそのメンバーで連むことも少なくなるのだが、人生に置いて一番濃密で素敵な時間を過ごせたメンバーだ」と語っている。

 

天使のくれた時間

は大学生の頃別れたカップルの男の方が主人公として物語は進む。

彼はエリート社長として成功しお金持ちになったが独身でプライベートは少し寂しい。ひょんなことで出会った黒人の青年に魔法にかけられ、別れた彼女と結婚して家族を作っている世界へと紛れ込む。仕事はエリート社長ではなくタイヤ小売店勤めで、今までと環境が全く異なるのだから最初は状況に戸惑うが、妻や子供たちと過ごすうちに、その暖かい時間、家族と過ごすかけがえのなさに気づく。しばらくは家庭を持った幸せな夫として過ごすが、また元の現実に戻されてしまい、現実の世界で別れた彼女の元へ、、、彼女はエリート弁護士として成功しておりパリへ旅立つところだったが空港でなんとか引き止めに成功する。

 

この2つの映画を見てースタンドバイミーは友情、天使のくれた時間は恋愛、愛情ー

のかけがえのなさについて改めて実感させられた。

 

特に年齢を経るにつれて付き合いが続く友人は少なくなっていくように感じるし、

小学生、中学生、一生仲良いと思っていた子とは全く連絡を取らなくなっていることも多くあるだろう。だけれども、その一瞬を深く、濃く、心を開いて共鳴しあって過ごせた思い出が強く残っていることがある。

その経験が今の自分の糧となっているかもしれないし、直接大きく作用していることはないかもしれないが、人間として人生を送る中で本当に貴重な経験をしているのだと思う。

大人になると、その人のステータスや社会的状況、バックグラウンドなど色々な情報が入り、純粋な友達作りって意外と難しいと感じるのでこのような純粋な友情物語はより心にくる。

 

また、天使のくれた時間では、私はまだ結婚をしていないので自分の家族を持つ、ということに関して何も経験談はないが、社会的、経済的な成功とは別に、いやそれよりも大切なことがあることを訴えてくれているように感じる。

もちろん経済的に余裕のある生活をしたいとは思っているが、何よりも大切にしたい家族、原動力となる家族からの愛情、家族への愛情を持って今後の人生を歩みたいと考えさせてくれた。