いやだ、受け入れられない、早く変わってくれ、、、
そういう状況(=現実)を無視して、
でもそこに充足がある。とゴリ押ししてやり過ごしていた時期があった。
そうすると、本当にその奥の充足を実感することができ、結果的に変えたいと思っていた状況も変化していた。
特に体調に関わる状況だったので、気を逸らす、ということが非常に難しく感じた。
例えば、恋愛問題ならその瞬間相手のことを考えないようにして、今にのみ集中するんだ
ということができたけれど、
体調は体感として常に付き纏ってくるように感じるので
その状況を無視するということが難しかった。
でもこの体も、これをしんどいと認識しているこの心も、私ではない。
私はその奥の、充足やあったかいものを感じている。
だからこの状況はなんてことないんだ。
と、できる限りやり過ごしてみると
即時に切り替わったわけではないが、だんだんと体感が良くなってきた。
そうして楽になった瞬間に、普段通り呼吸ができている幸せや美味しいご飯がある幸せを感じ取って、
ああ、充足ってこれのことだったのだな、と浸っていた。
風邪をひくと健康であった有り難みがわかる、ということは経験された人もいると思うが
まさにそれの繰り返しだった。
期間が長引くにつれ、いずれ治るっしょ、という楽観視もいよいよできなくなり
現実体験や思考なんてものは幻想に過ぎない、と実感していた頃もあったはずなのに、
やはり体感でのしんどさにはどうも振り回されてしまう。
それでも、
この状況はマーラが見せてきている幻想だ、私はブッダだ、マーラのことは悪いけど相手にしない、無視無視。しんどいって状況を見せにきてるなー、とただただ、それを静観する立場にいた。そうすると体感もだんだんと落ち着いていったし、
その他にも、いつの間にか診断に連れて行かれて、栄養素のアドバイスが入ったり、おすすめの乳酸菌を紹介してもらったりと、
勝手に周りが動いて健康状態に貢献してくれる状況が整った。
前に思考を止めてポカポカ散歩を楽しんでいた時も、いい状況が勝手に作られたことがあったので、これはひょっとするとそういうことかもしれない。
とにかく私は体感の体調不良でかなり苦しんでいたので、
その時の対処法を備忘録的にここに記しておきたい。